サリヤの特徴とカード評価

サリヤ

戦術

使いやすさ:★★★☆☆

機動性で間合を合わせて、連撃で攻撃。彼女の戦い方そのものは分かりやすいと言えるでしょう。その割に使いやすいと評さない理由は特殊なルールの多さと造花結晶の管理への慣れが必要であるためです。

マシン跨り エンジン入れて うねる刃と 駆け抜けろ

 彼女は他のメガミよりも強力なカードを持っています。乗騎ヴィーナを駆る彼女は攻撃と同時に移動を行うことができます。それゆえに動きに無駄がなく、高い攻撃力と移動力を両立しています。さらにその機動力を対応カードとして使えば相手の攻撃を回避できるため、防御力までもが強力です。

 では、彼女こそが最強なのでしょうか。いいえ。蒸気の獣を動かすには造花結晶と呼ばれる特殊な燃料が必要です。そう。彼女には燃料切れという弱点もあるのです。

【特性:造花】

マシンに造花結晶を5つ持つ。

 彼女はゲームの開始時に5つの燃料――造花結晶を持っています。燃焼を持つカードは1つの造花結晶が追加コストとして必要です。騎動は前後どちらかへ一時的な移動を行う効果ですが、これにも造花結晶が必要です。

 パワフルなカードを持つ代償に、あなたには繊細な燃料の管理が求められます。しかし、抑えるべき時と行くべき時を見極める自制心と慧眼があなたにあるならば、彼女こそが最高の相棒となるでしょう。

カード一覧

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カード個別解説

Burning Steam

サリヤのカード

【使いやすさ】★★★★★

【基本性能】近中遠距離の万能な攻撃で、攻撃後に騎動を行う。

痒い所に手が届く万能カード

3-7という使いやすい間合で攻撃をした後、騎動により間合を一つ変化させられる。間合の操作は攻防どちらにも役立つ。攻める場合は近距離から遠距離まで様々な攻撃札につながり、あらゆる相方と組んだ連続攻撃に活用できる。守る場合は相手の間合から外す方向に移動すれば、相手に一手余計に使わせられるぞ。

造花結晶が枯れても使用可能

燃焼を持たないので造花結晶がなくなっても使用できる。3-7の2/1は悪いスペックではなく、造花結晶が切れると攻撃力不足に陥るサリヤにとっては貴重な一枚だ。当然ながら騎動は解決されないので気をつけよう。

以下は騎動全般のテクニックとして、代表してここに書く。

間合3から騎動前進すると、相手は《前進》で間合の桜花結晶を回収できなくなる。結果として移動カードを使われない限りは次のターンの間合は3以上で始まるので「鋼糸」「熊介」「詭弁」などを当てやすくなる。

騎動前進による間合変化は開始フェイズに解除されるので、ハガネの遠心の条件をリソースを使わずに満たせる。

「鳶影」と合わせるとステップ対応として使用できる。

Waving Edge

サリヤのカード

【使いやすさ】★★★★★

【基本性能】燃焼を持つ近距離の攻撃。攻撃後に騎動を行う。

間合1にも入れる万能攻撃

他の攻撃につなげられる点でも相手の得意な間合から逃れられる点でも「Burning Steam」とまったく同じ理由で万能なカードだ。攻撃面では3/1であるため、よりライフ受けを強要しやすい。

防御面では間合1への移動が特徴的だ。間合0ほどではないが1も攻撃が少ない。相手から攻められ辛い間合に1枚で移動できるのは強力だ。もちろん「Shield Charge」にも繋げられるぞ。

2燃料消費の弱みと強み

燃焼をもち騎動を行うカードであるため、使うと造花結晶が2つ消費してしまう。これは第一に燃料管理を難しくするデメリットだ。他のサリヤのカードも含め、燃料の感覚は対戦を繰り返して覚えていきたい。

他方でメリットとして働くところもある。素早く造花結晶を消費できればそれだけ「Omega-Burst」「Julia's BlackBox」を使いやすくなるのだ。特に「Julia's BlackBox」を早めに使う計画ならばこのカードは意識的に使用するよう心がけよう。

Shield Charge

サリヤのカード

【使いやすさ】★★★

【基本性能】燃焼を持ち、間合1でしか使用できないが、高火力に加えてダメージで桜花結晶を間合に動かせる攻撃。

何で移動するかを考えて使おう

効果そのものはとても強力だ。しかし間合1は基本動作だけで侵入できないので、他の移動カードと組み合わせなければならない。サリヤ単独ならば「Waving Edge」が分かりやすいが合計の燃料消費が3と多い。相方のカードを活用できると燃料の負担が軽くなるぞ。

ライフに当てれば特に強力

ライフに当てればフレアでなく間合に移動するため、フレア破壊とも捉えられる。3/2に加えて2フレア破壊と考えればすさまじい性能だろう。連続攻撃の後の方に盛り込む、オーラを削る手段と併用するなど、ライフに当てる様々な手段を活用しよう。

中距離との連続攻撃にも

中距離が得意な相方と組んでいるならば連続攻撃の前半に使用するのもよい。オーラ受けされれば間合4まで移動するので、そのまま相方の攻撃に繋げられるぞ。

コンボ・テクニック

間合0で「Turbo Switch」を使用してから使えば(間合に桜花結晶がない状態で使用できるので)前ステップを封じられる。ステップ対応への弱みを軽減する面で「体捌き」とも相性がよい。

Steam Cannon

サリヤのカード

【使いやすさ】★★★★

【基本性能】造花結晶の回復、またはオーラ削り

最低保証の1/1に造花結晶の回復

差し引き+1の造花結晶の回復が手軽に行えるのが強みだ。 また1/1の攻撃は、中盤で相手の1リソースを奪い、終盤では「Alpha-Edge」「Beta-Edge」の連撃に合わせてライフ1ダメージ分になるので、気軽に採用できる。 ただし、対応で打ち消しされると造花結晶が-1になってしまうことには注意が必要だ。

オーラ圧が高い全力化

全力化は、ライフダメージの大きさゆえのオーラを削る力と間合の広さが強みだ。サリヤを宿して先手第1ターンに《前進》2回でターンを終えると、相手は宿しを行いづらくなるのは覚えておきたい。

コンボ・テクニック

適正距離の広さと打点の高さから「霜の茨」と相性が良い。「かじかみ」で凍結解除をさせないことでライフに当たりやすくなる。

Dual Action

サリヤのカード

【使いやすさ】★★

【基本性能】相方の攻撃カードの再使用

可能性を秘めたスーパーカード

1巡で同じ攻撃を再度使えるすごいカードだが、意外と取り回しが難しい。

まず、使用したい攻撃カードを先に使い、捨て札に置かないと攻撃後が使えない。そして、全力ゆえに1/1の攻撃と再使用した相方の攻撃カード1枚で行動が終わるため、終盤では使いにくいほか、同じ全力カードの「Steam Cannon」の3/3より価値が出ているかは、気にしたいところだ。

立ち回りで上手に使おう

広い間合を生かして、山札1巡目で騎動後退だけ行うことで、相手の攻撃したい間合から離れることができる。このとき、「Burning Steam」だと相手のオーラを2つはがすが、「Dual Action」では1つなので、相手は前進しにくくなる。 近い間合では「Waving Edge」と違って、1燃焼で間合1に行くことができる。 また、騎動を行ってもよい、とあるため造花結晶の消費を自由に選ぶことができる。「Turbo Switch」や「Julia's BlackBox」をうまく構えよう。

Roaring

サリヤのカード

【使いやすさ】★★★

【基本性能】造花結晶と集中力を相互変換しつつ、相手のフレアを奪う。

リソースに大きな差をつける

相手のフレアを1減らして2リソース、自分が1集中力を得て1リソースと、実質的に3リソースの利得を生んでおり強力だ。直接オーラは削らないのでこのターンの攻撃には繋がらないが、次のターン以降の長期的な利得は大きい。

ただしこの効果も造花結晶を2つ燃焼する。2燃焼の功罪は「Waving Edge」と同様。加えて「Roaring」は直接の攻撃に繋がらないため攻撃力不足に陥るリスクもある。2燃焼のメリットを活かすか、あるいは「Roaring」による長期的なリソース破壊でゲームを遅らせて、相方の攻撃の準備に繋げたい。

造花結晶の回復は上級者向け

集中力2と手札1枚から造花結晶を回復しても盤面への影響は全くない。そのため、このリソース損耗はここまでで高性能なカードから得た利得を相殺してしまう恐れがある。慣れるまでは造花結晶の回復は「Omega-Burst」や「Julia's BlackBox」から行おう。

コンボ・テクニック

造花結晶が2つ以上ある時に集中力1で使うと造花結晶1回復、集中力-1、相手フレア-1という効果として解決できる。あまり強くはないが、こまめな造花結晶の回復が必要な時には役に立つぞ。

Turbo Switch

サリヤのカード

【使いやすさ】★★★★

【基本性能】対応タイミングで騎動を行える行動札。燃焼を持つ。

最強の通常札対応

両ステップ対応であり、適正距離の幅が2つ以下の攻撃はほぼすべて回避できる。「月影落」「ゆらりび」などの大技切札にも有効だ。相手からすると常に意識せざるを得ず、このカードの存在を匂わせることでサリヤは実際以上の防御力も実現できる。

燃焼管理と攻撃順にご用心

その強さに見合ってこの1枚も2燃焼を要求する。つまり造花結晶を2つ以上は用意しておかないと構えられない。サリヤの攻撃を控えてまで構えるかどうかは難しい判断が迫られるだろう。

さらに「Omega-Burst」でオーラへのダメージが4以上の攻撃を打ち消そうとする時は構えられない。それを逆手に取られ『「Turbo Switch」で避けたい攻撃』から『「Omega-Burst」で消したい攻撃』という順で攻撃されると意外と脆いこともある。

Alpha-Edge

サリヤのカード

【使いやすさ】★★★★

【基本性能】奇数間合で1/1の攻撃を行う。騎動で再起。

打点を補い十分な水準に

1/1の攻撃で相手にオーラ受けを強いて、後続の攻撃がライフに通りやすくなる。サリヤの攻撃は強力だが造花結晶ゆえに無制限には使えない。ゆえに見た目に反して火力不足に陥るリスクがある。その際に「Alpha-Edge」を交えておけばその不足分を補えるぞ。

即再起から怒涛の連撃

「Burning Steam」「Waving Edge」「Beta-Edge」の前にこのカードを使用しておけば、騎動してから再びこのカードを使える。相手のオーラが薄ければ一気にリーサルを狙うこともできるぞ。ただし、騎動を行う攻撃を対応で消されると再起しなくなり、大きく打点が減る点には注意だ。

コンボ・テクニック

他のメガミのオーラ破壊カードと組み合わせると更に活きる。「どれーんでびる」「壬蔓」はその好例だ。

1/1の連打はオーラ1点の価値をライフ1点に変換する。ゆえに同じ働きの2/2、1/-、2/-の攻撃とも相性がいいぞ。

Omega-Burst

サリヤのカード

【使いやすさ】★★★★

【基本性能】造花結晶を全回復しながら攻撃を打ち消す対応。打ち消せるのは回復量以下のオーラへのダメージを持つ攻撃のみ。

「都合よく使える」なら最強のカード

相手の大技を消して大きなアドバンテージを得て、造花結晶の面でもアドバンテージを稼げる。この額面通りに決まれば最高峰の効果だ。勝利に滑らかに近づけるだろう。

問題はそう都合よくは使えない点だ。額面通りに使うには造花結晶をほぼ使い切らなくてはならない。しかしその状態ではサリヤの攻撃が使えなくなり、デッキ全体としては火力不足に陥っている。そうなると相手としてはそこそこの攻撃を繰り返して火力差で優位を築いていくという選択が取れるのだ。結果として恰好の的となる大技はそう都合よくはやってこない。

適切な要所にこそ使おう

大技を待っていつまでも構えていては不利になることもある。打ち消せればアドバンテージにつながる適度なところにしっかり対応しよう。その後の数ターンの間でサリヤのカードを絡めた連続攻撃で止めをさせれば理想的だ。

造花結晶5以内で済ませる選択肢

相方のカードを中心にゲームを進める、あるいはお互いが速攻寄りの選択をするならば、造花結晶5個以内でゲームが終わることもある。その場合は使いづらいので、思い切ってこのカードを抜いてしまおう。その判断が適切にできるようになったら上級者だ。

コンボ・テクニック

対応で使うタイミングがなくても自分のターンに使える。リーサルを狙うならば惜しまず使おう。

Thallya's Masterpiece

サリヤのカード

【使いやすさ】★★★

【基本性能】燃焼の向きを反対にする付与。

燃焼カードの全強化

通常では、造花結晶は初期値5に加えて「Julia's BlackBox」で+2、「Omega-Burst」で+5で合計12個まで使用できるが、「Thallya's Masterpiece」では、初期値の5から、展開中に造花を回復させながら燃焼して+5、そこからさらに使える分が+5で合計15個まで使用できる計算だ。「Roaring」の燃焼のみでの使用や「Waving Edge」からの「Shield Charge」など、通常では複数回狙ったり、両立させたりするのが難しいカードを使うことができるようになるぞ。

造花結晶の管理に注意

燃焼済の造花結晶が不足すると、燃焼のカードが使えなくなることに気をつけよう。 また、展開すると燃焼済の造花結晶が減るため「Julia's BlackBox」や「Omega-Burst」が使いにくくなる。両立は慎重に考えよう。

コンボ・テクニック

自分の山札の再構成する前のターンに展開すれば、引き直しによる「Waving Edge」や「Roaring」の再使用を狙える。

Julia's BlackBox

サリヤのカード

【使いやすさ】★★★★

【基本性能】 造花結晶がない時TransFormし、さまざまな追加効果を得られる全力切札。

三つの心がひとつになれば

条件を満たせば3つの形態のどれかにTransForm(変形)が可能。各性能は後述するが、強力で柔軟だ。眼前構築の時点で変形先を決めて特化した構築にしてもよいし、平均的な構築からゲーム展開に応じて変形先を決めてもよいだろう。

手早く準備を整えよう

全力ゆえの隙があり、さらにこのカードを使うつもりなら「Turbo Switch」も「Omega-Burst」も構えられない。ゆえにゲームが終盤に向かうほど使用が難しくなる。

できれば山札2巡目の間には造花結晶を消費しきれるとよいだろう。残り造花結晶が2の状態で相手の攻撃に「Turbo Switch」で対応し、返しにこのカードを使う流れは隙が少なくおすすめだ。

相手の手札破壊、山札破壊、対応で造花結晶が使えなくなる可能性がある。相手にその手段と、山札3巡目までにしっかりゲームを終わらせる攻め筋が両立しているならば、このカードの採用は見送る方がよい。

Form:YAKSHA

サリヤのカード

【基本性能】変形時に相手のリソースを2削り、偶数間合で基本動作から攻撃できるようになる。造花結晶0だと基本動作が不可能に。

比較的安全に変形できる

次の相手のリソースを削って攻撃されるリスクを減らせる。全力の隙を減らせるので特に安定した変形先だろう。

引きに左右されずに打点を補強

「Beta-Edge」は集中力や攻撃でないカードを打点に変換できる。TransForm後は火力に困ることはなくなるだろう。特にリーサルでは強力だ。

リーサル以外で継続的に使う際には、使いすぎや攻撃順には気をつけよう。基本動作ができなくなり詰む可能性がある。普通に手札のカードで攻撃できるときはそちらから使っておいた方がよい。

コンボ・テクニック

間合2で使用し、騎動で間合1に移動すれば攻撃の抑止にも使える。

偶数間合でしか使えず、攻撃後効果で奇数間合に移動してしまうため連射できない。その欠点を補えれば1リソースあたり1回の連撃を実現できる。サリヤ自身の「Waving Edge」「Burning Steam」はもちろんのこと、「ふりはらい」「バックステップ」などが該当する。また、「体捌き」では1回目の基本動作で間合いを動かし、2回目の基本動作で「Beta-Edge」ができるため相性がいい。

Form:NAGA

サリヤのカード

【基本性能】 変形時に相手フレアを2になるまで破壊。基本動作で相手の山札破壊が可能になる。

タイミングを選ぶが強力なフレア破壊

変形時効果が特に強力だ。大技を狙っている相手や、切札の対応を構えている相手への対策として有益だろう。

しかしタイミングが難しい。終盤になるほどフレア破壊の効果は高いが、終盤ほど変形後のターンに危険が伴う。きちんと状況を判断し、場合によっては変形を諦めよう。

詰ませの性能

「Gamma-Ray」は1リソースでの山札1枚破壊であり、ダメージとしては1/6~1/5ライフほどしかなく効率が悪い。しかし相手のライフが1ならば話は別だ。余ったリソースで山札を全て破壊し、ドローも再構成もできなくして勝利できる。覚えておいて損はないだろう。

コンボ・テクニック

変形時効果は「誘導」などによる相手のフレア増加を帳消しにできる。

「Gamma-Ray」は相手のカードを捨て札にするので、オボロの設置を無力化したり、相手の手札、伏せ札の内容を推定したりできる。それを活かして戦略を組み立てれば見た目以上の利得が得られることもあるぞ。

Form:GARUDA

サリヤのカード

【基本性能】 変形時にカードを2枚引き、次のターンに膨大な手札を持ち越せる。実質的に間合7まで《離脱》ができるようになる。

ワンターンキルコンボに繋ごう

TransForm前に手札を1枚にしておけば、TransFormするターンに4ドロー、その次のターンに2ドローで手札を7枚にできる。この手札からの連撃で決着させるのがこの形態の使い方だ。

タイミングはこれまた難しい。TransFormが早すぎると手札7枚でも決着に至らないが、終盤だとTransFormしづらいのはここまでで書いた通りだ。

レンジロックのお供にも

「Delta-Wing」は中遠距離連続攻撃をサポートするだけでなく、相手からの攻撃から逃れるレンジロックにも使える。相手の前進とこちらの後退に必要なリソースが釣り合うので、全てのリソースを使い続ける限り基本動作だけでは間合が詰まらなくなる。連撃で大ダメージを与えて、そのまま逃げ切れるのならばこれまた決着と言えるだろう。

間合に関係なくダメージを与えられるクルルなどとも相性が良い。

メガミ紹介

身長:176cm
好きなもの:お世話、ツーリング、サーフィン

物語

「大丈夫! お姉ちゃんに任せて」

 蒸気機関を搭載した鉄の獣ヴィーナを駆る騎士である彼女は、ユリナやサイネと同じく、もとは人間、サリヤ・ソルアリア・ラーナークでした。彼女も過去の一大事で誕生したメガミの一柱です。騎乗の技術などを象徴しているとされていますが、この地の人々は扱いを決めかねてもいます。

 というのも、彼女は海の向こうの出身であり、元々はミコトですらありませんでした。20年前に自らが仕える貴族の研究者ジュリアを護衛するためこの地へと渡りますが、不幸にもこの地は動乱のさなかにありました。そして様々な事件の結果、メガミへと至ります。そう、彼女は完全なるイレギュラーなのです。