オボロの特徴とカード評価

オボロ

戦術

使いやすさ:★★★★☆

設置のルールさえ覚えてしまえば、本質的には近距離ビートダウンのメガミです。基本セットのメガミの中でも比較的使いやすい部類と言えるでしょう。

伏せて仕込んで 利得を稼ぎ 罠に嵌めるは 忍道

 戦うにあたり前進などの普通の行動がいつでもできるのは当然です。しかしコストがいらないというわけではなく、手札を伏せ札にして消費する必要があります。普通のメガミであれば、伏せた手札はそれで終わりです。

 しかしオボロは違います。様々な効果により伏せ札のカードを使用することができます。伏せ札にして基本動作の利益を得たうえで、罠としてそれらを活用する。忍の巧妙さと見せつけるとしましょう。

【特性:設置】

設置を持つカードが伏せ札にある際に山札の再構成を行う場合、再構成の直前にその中の1枚を伏せ札から使用してもよい。

 忍びの技を駆使し、彼女は戦場に罠を設置できます。そしてしかるべき時に発動され、相手を絡め取るのです。

 開始フェイズの山札の再構成に際し、設置を持つカードを1枚伏せ札から使用できます。そしてその後のメインフェイズには、通常通りの行動も行えるのです。罠を仕掛け、相手を誘い込み、絶好の機を見逃さない。忍の知恵と巧妙さがあなたにあるならば、彼女は最高の相棒になってくれることでしょう。

カード一覧

カード画像をクリックすると拡大表示します。カード名をクリックすると、下の個別解説の該当箇所へ移動します。

カード個別解説

鋼糸

オボロのカード

【使いやすさ】★★★★★

【基本性能】 使いやすい間合の2/1攻撃。設置で使用できれば2/2攻撃に。

間合の広い設置攻撃

間合3-5はゲーム中最も移動しやすい間合だ。伏せてから設置で使用すれば1巡目の再構成時から避けづらい2/2攻撃を仕掛けられる。 一方通常の使用でも間合いが広いため、他の攻撃と合わせて連続攻撃がしやすく、様子見の攻撃として使っていける。

設置で使用してから連続攻撃

設置での使用は手札を消費しない。ゆえに設置使用後に手札4枚でメインフェイズを迎えられ、 実質手札5枚で連続攻撃を行うことができる。1ターンに複数の攻撃を重ねることで相手のオーラを削り切ってライフに攻撃できるので、この利点は非常に大きい。 設置で使用した「鋼糸」も再びターン開始の2ドローで引く可能性もある。 相手は再構成直後に一枚伏せ札があるだけで次の「鋼糸」や「影菱」による設置攻撃を警戒せざるを得なくなるぞ。

コンボ・テクニック

設置で忍歩を先に使用することで実質間合2-5で使用できる。 また、設置で使用した後にも全力カードを使用できる。「斬撃乱舞」などの全力攻撃とも相性が良いぞ。

影菱

オボロのカード

【使いやすさ】★★★★★

【基本性能】 2/1対応不可の近距離攻撃。 設置などで伏せ札から使用すると相手を畏縮させる。

当てやすい対応不可攻撃

間合2-3の「影菱」は1回目の再構成の時こそ設置で使いにくいものの、適正距離にたどり着いてしまえば非常に当てやすい。 設置使用時の畏縮と合わせてローリスクにリードを取ることが可能だ。

最後の一押しにも

「影菱」の攻撃は対応不可なので、間合2-3で使用すればダメージが確定する。残りライフ1、オーラ1にまで相手を追い込めれば、対応を気にすることなく決着に持ち込むことが可能だ。

コンボ・テクニック

設置で忍歩を先に使用することで実質間合1-2で使用することができる。ユキヒやライラのような近距離を得意とする相手には有効だ。

分身の術

オボロのカード

【使いやすさ】★★★★★**

【基本性能】 使いやすい間合の2/1攻撃。カードを1枚伏せることで追撃と纏いを行える。

攻防一体の攻撃

2/1攻撃をしつつ、手札を一枚伏せて1/1攻撃と纏いを行う。そのターン中に必要ない手札を伏せれば、単に基本動作に使用するよりも1/1攻撃の分だけ強く使えるぞ。 設置から使用できるカードを伏せることでその後の設置攻撃の布石にできれば最高だ。

効果を使用しないこともできる

手札を使って「纏い」以外を行いたい場合や、次のターンに手札を持ち越したい場合には攻撃後効果で手札を伏せないことも可能だ。 相手が2/1攻撃をライフ受けしてオーラを守ってきた場合、後続の攻撃がライフに通りづらくなっている。そのターン中に有効な攻撃を仕掛けられない場合は手札を持ち越すことも考えてみよう。

コンボ・テクニック

「鳶影」を使用することで伏せたカードをそのまま使用することが可能だ。

斬撃乱舞

オボロのカード

【使いやすさ】★★★

**【基本性能】**広い間合の3/2の全力攻撃。 すでにオーラへのダメージを受けていれば強化される。

設置攻撃と合わせる

全力カードである「斬撃乱舞」を4/3で使用するためには、基本的に開始フェイズにダメージを与える必要がある。 設置で「鋼糸」や「影菱」を使用して相手がオーラを選べば、オーラが2減った相手に4/3で攻撃し、ライフ3点を奪うことができる。 特に「鋼糸」はライフで受けにくい2/2攻撃なため、相性がよい。

見せることで相手に圧力を与える

斬撃乱舞は設置と合わせなくても、使用しやすい間合2-4で3/2の攻撃として使える。3/2攻撃は3リソースかライフ2点を奪うことができ、十分な威力だ。 強化されていないタイミングでも使っておけば相手に存在を意識させ、設置による「鋼糸」や「影菱」を「斬撃乱舞」の圧力からライフで受けさせることができる。 相手に見せずに不意をついて4/3として使用するだけでなく、あえて一度相手に見せれば設置攻撃を有効に使う助けにもなるのだ。

コンボ・テクニック

「圧気」「衝音晶」などの付与札による攻撃と合わせることでも4/3の全力攻撃として使用できる。

忍歩

オボロのカード

【使いやすさ】★★★

【基本性能】1回離脱する移動カード。設置から使え、そうした場合もう1回設置が使える。

柔軟に運用できる後退カード

忍歩は間合を遠ざける目的で採用するカードだ。特に間合を1以下にしてくるような相手に対しては設置を当てづらいため、オボロは苦しい展開になりやすい。このカードを覚えておこう。

間合は1つしか変化させられないが、設置で使えるので実質的には間合を2動かせる。 「忍歩」を伏せて基本動作で《離脱》や《後退》を行い、設置から使用するのだ。移動が2回に分割されている点や、《纏い》《宿し》などを選んでもよい点など、柔軟さも強みだ。

設置攻撃を当てやすくする

設置は再構成ごとに1枚しか使えないが、「忍歩」は自身の効果でもう1回設置が行える。 「鋼糸」「影菱」の適正距離より1少ない間合でも「忍歩」で移動してから「鋼糸」「影菱」を使用できる。 特に「鋼糸」と相性が良く、間合2に前進してターンを終えた相手にも下がりながら「鋼糸」で攻撃できるようになる。

コンボ・テクニック

設置で「鋼糸」「影菱」を使用しやすくできる。 「居合」「詭弁」などの間合3で強力な全力攻撃、「八方振り」などの中距離攻撃との相性も良い。

誘導

オボロのカード

【使いやすさ】★★★

【基本性能】 相手に《前進》か《宿し》をさせる。設置や対応から様々なタイミングで使用できる。

タイミングを見極めよう

「誘導」は相手に基本動作《前進》や《宿し》を行わせるカードと言える。つまり素朴に見ると相手が1リソース得をするカードなのだ。ゆえに使うにはタイミングが重要。ただ使うのではなく、使った結果として何が起こるのかを意識しよう。柔軟さゆえに、様々なコンボが隠れているぞ。もちろん、対応で《前進》させて相手の攻撃をかわすのも分かりやすい使い方だ。

確実にオーラを減らす

「誘導」の《宿し》は確実に相手オーラを1つ減らすことができ、対応不可の1/-攻撃とも見なせる効果だ。 次の攻撃分ぴったりにオーラを残している相手の考えを崩し、ライフにダメージを通そう。「誘導」の存在により相手はオーラを1つ多く残すかどうかの駆け引きも生まれ、大きな圧力をかけられる。

コンボ・テクニック

設置で「誘導」で《宿し》を行わせてからメインフェイズで「天音揺波の底力」を使用するとライフに5ダメージを与えることができる。同様に「遠心撃」とのコンボも強力だ。

生体活性

オボロのカード

【使いやすさ】★★

【基本性能】隙を持つ付与カードで、成功すれば切札を未使用に戻せる。設置でも使える。

対応以外でも守る

「生体活性」の納は4なので展開してから相手のターンを2回守り抜く必要がある。 対応カードやオーラだけで2ターン凌ぎきるのは難しい。 相手が手札を使い切った返しのターンで展開、相手の得意な間合から離れるなど対応以外の手段でもダメージを受けないよう立ち回ろう。

再構成に混ざらない

生体活性は付与カードなので展開しておくと再構成に混ざらず付与札領域に残る。 これを利用して意図的に山札の枚数を減らし他の強力なカードを引きやすくすることができる。 隙により失敗すると伏せ札となるので、設置から展開し続ければ永久に山札に混ざらない。 実質通常札6枚で構築できるぞ。相手には「生体活性」を成功させるという選択肢もあるので、繰り返して使いたい切札も用意しておきたい。

コンボ・テクニック

ダストと自分オーラの合計を1にすることで「生体活性」を納1で展開できる。相手の開始フェイズには破棄できるので簡単に切札を未使用に戻せる。 オーラが多くて前進できない時もはオーラから納を乗せるとよい。間合が近距離の割に前進手段に乏しいオボロには重要なテクニックだ。

熊介

オボロのカード

【使いやすさ】★★

【基本性能】 自分の伏せ札の数+1回2/2攻撃を行う超火力の全力攻撃。

焦燥を受けてでも当てれば必殺

伏せ札が多ければ多いほど攻撃回数が増えるので再構成の直前が最も火力が高くなる。うまく当たった「熊介」は序盤でもそのままゲームを決められる威力だ。山札が1枚や0枚の時に相手が間合3-4でターンを終えてきたならば、再構成をせずに焦燥ダメージを受けて「熊介」を放つ選択肢もある。フレアが足りていない場合は焦燥ダメージをライフで受ける手すらありえるぞ。

相手を誘導しよう

「熊介」は相手からすると最も警戒するカードなので、ただ採用するだけでは相手がミスをしない限り使用する機会はやってこない。他のカードなどで相手をうまく誘導し、「熊介」の待つ間合3-4へ誘い込もう。 「衝音晶」や「風舞台」のような間合を操作する付与札などとも相性がいい。前進によっての回避ができない「熊介」は相手に大きな圧力となる。

鳶影

オボロのカード

【使いやすさ】★★★★

【基本性能】伏せ札から全力でないカードを対応で使用できる。

相手のリーサルを避ける

「風舞台」や「忍歩」などの移動カードも対応で使用できる。「月影落」などの相手の強力な攻撃も伏せ札さえあれば簡単に避けることが可能だ。 特に「体捌き」のような基本動作を行う効果を持つカードは相手の攻撃に合わせて前進や後退を決められるので、回避用のカードとして強力に使える。

伏せ札を追加の手札としよう

対応せずに自分のターンで使用してもよい。その場合、伏せ札1枚を実質的に手札とみなせる。 手札が1枚多い状態で連続攻撃を仕掛けられるのは強力だ。

対応の攻撃は対応不可

伏せ札から使ったカードも対応した扱いになる点もささやかながら見逃せない。対応で使った攻撃カードにさらに対応することはできないので奇襲が可能だ。 八相中のサイネなど、オーラが少なく対応が厚い相手に大きなダメージを与えられる。

虚魚

オボロのカード

【使いやすさ】★★★

【基本性能】展開時に伏せ札を生成し、展開中は伏せ札から使用するカードが強化。攻撃でない設置カードを追加で一枚使用できるようになる。

攻撃したカードも伏せ札に

展開時に捨て札を好きなだけ伏せ札にできるので、手札から使った「鋼糸」や相手の攻撃に対応した「誘導」などを伏せ札にし、設置の際に再度使用することができる。 後述する展開中効果を有効に使えるよう、再構成の直前のターンに使用しよう。

設置カードを強化

展開中は伏せ札から使用するカードの矢印効果が両矢印になる。「忍歩」で前に間合を合わせたり、「誘導」で相手のオーラを間合に送ることができるので、より柔軟に設置を使用することが可能になるぞ。

設置で連撃を仕掛けよう

使用後は設置カードを二枚使用できるようになる。「虚魚」の効果では攻撃札を使用できないが、まず「忍歩」を使用し、「忍歩」の効果で「鋼糸」や「影菱」を使えば1度の再構成で二度の攻撃を行えるぞ。 ゲーム中に再構成できる回数は限られているので、なるべく「虚魚」を早めに使用することで複数回の効果利用を目指そう。

コンボ・テクニック

「千歳の鳥」などの効果によって再構成しても設置は発動することを覚えておこう。「影菱」や「鋼糸」を手札から使った後に「虚魚」で伏せ札にし、即座に「千歳の鳥」で再構成を行えばかなりの連撃を叩きこめる。

壬蔓

オボロのカード

【使いやすさ】★★★★

【基本性能】 消費0で1/1攻撃をし攻撃後にフレアが1つ増える。 自フレアが0だと再起。

大型切札のコストを下げる

壬蔓は使用するとフレアが1つ増える。 ダストからフレアに1つ結晶を移動させるには《纏い》+《宿し》の基本動作2回分が必要だがそれを0コストで行えるのが強力だ。 2回基本動作する分のリソースを攻撃に回し、「月影落」などの消費フレアの大きい切札を使いやすくしよう。いざ大技を撃つ際には1/1攻撃も連続攻撃を強力にするぞ。

再起切札を連射しよう

「壬蔓」は使用するとフレアが1以上になってしまうので再起させるには他の切札を使用してフレアを0にする必要がある。「無窮ノ風」などの再起する切札とセットで構築すると「壬蔓」の使用後に自分のフレアを0にし続けることができ強力だ。 合わせる再起する切札は「壬蔓」の効果で実質フレア消費が1少ない状態なのでかなり使用しやすくなる。

コンボ・テクニック

「詩舞」などの自分のフレアを減らせるカードと合わせてもフレアを0にできるため再起できる。

メガミ紹介

身長:145cm
好きなもの:実験、フィールドワーク、水泳、寫眞撮影

物語

「共に忍の道を行くお主を 拙者は歓迎するぞ」

 オボロは自然を知り、自然と共に在り続ける求道者で、同時に優れた生物学者でもあります。常に人の世に顕現している変わり者で、深い森の中で研究を続けています。

 ストイックに己を磨き、探求を続けるその姿からいつしか周囲に人が集い、彼女を模倣する形でこの世界の「忍」が生まれることとなりました。時が流れるに従い彼女の側も忍たちの影響を受けるようになり、今では双方向に影響し合う忍の里という共同体を作り出しています。

 共同体の長ゆえか、メガミにしては面倒見が良く常識人です。たまに暴走することもありますが。